施療の流れ

最初に施療申込書をお読みいただいて必要事項をご記入ください




カウンセリング

初診時10~20分間

症状について丁寧に問診を行います。
ここでは症状の種類、出る時間帯、動作等できるだけ詳細にお知らせください。


予備検査

症状確認のために、動作を再現していただく場合もあります。
患者さまには、ご自分の不調や痛い部位がどこか。そしてどの程度かを憶えておいてください。

よくある事ですが、不調・痛みが消えたり、他に移動すると最初の状態を忘れる事があるのです。

施療環境


清潔で広い空間の施療室はご覧のような大壁面になっており、森の中にいるような、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。


また、氣功施療の際には、特製のヒーリングミュージックが流れ、一段と心身のリラクゼーションが促されます。


施療

施療には症状に合わせて3つの方法を適宜組み合わせて行います。

①光線療法

正式には可視総合光線と呼ばれ、二本のカーボン(症状に応じて様々あり)に電極をつなぎ太陽光に近い(紫外線を除く)光を発光させます。光線のうち78%を占める近赤外線※は温熱効果を有し、また22%の可視光線は体の深部に働きかけ、両者が相互に作用しあい体温を上げ血流を促し痛んだ細胞を改善していきます。

この光線療法には歴史があり、第二次世界大戦中の大陸では軍医が上層部の反対を押し切って、兵の治療のために持ち込んだという記録もあります。
また、今日でも、光線療法をやっている治療院を求めて、遠方からの問合せが時々ある等、安心して様々な症状に対応できる機器は今も人気です。

※近赤外線:オバマ元米国大統領が当時の一般教書演説の中で米国に於ける今世紀最大の発明の一つと絶賛したのが「光免疫療法」と呼ばれるガン細胞だけを破壊し、同時に免疫力をも上げるという革新的なガン根治療法です。そして一対の主役の片方とも言うべきものが近赤外線なのです。
当院もその近赤外線を含む光線を使用しています。

開発の場所は米国立がん研究センター。担当したのは日本人医師の小林久貴主任研究員。

その治療法とは:がん細胞に発現する分子(抗体)に結合する抗体「IR700」を投与し、24時間かけて細胞に薬を集め、近赤外線を5~6分照射するだけ。
2015年から米国で試験開始。結果が非常に良好だったことから、日本でも、2018年3月から国立がん研究センター東病院で頭頸部ガン患者に対して条件付きで試験運用が開始されました。
2020年には日本において楽天メディカル社が「アキャルックス点滴静注」を開発し、厚労省から薬事承認され、使用されています。
なお日本での正式名称は「がん光免疫療法(イルミノックス治療)」




②氣功療法

氣功施療は着衣のままで行います。姿勢は立ったまま、椅子、施療ベッドで等、症状に応じたもので行います。
氣功施療は手を浮かすか、もしくは受領者に軽く接触した状態で行います。

氣功は

・氣功エネルギーには遠赤外線・1Hz以下の低周波及び磁気等があることを1990年代に町好雄博士(東京電機大学電子工学科)や山野井昇博士(東京大学大学院医学系研究科)等が中国から氣功師を招いて明らかにしています。

これらのエネルギーは血流が増大する事と大きな関連があり、氣を出すと手の温度が上昇し、遠赤外線が強くなります。
また血管内の圧力が増し振動を起こし、これが低い音を出す低周波となり、さらに、赤血球はマイナスの電荷を帯びており、血流が増す事によって磁界が生じ、磁気を発生すると考えられています。

それらの効果は。
・遠赤外線は皮膚を介して体を温め新陳代謝を活溌にし、また皮膚の下の毛細血管を刺激して血液の循環を良くする事。
・磁気は、これを当てると血液の循環が促進されたり細胞を活性化させる働きがある事。
・低周波は、人の耳に聞こえない1Hz以下の低周波(聞こえるのは20~20000Hz)は心身をリラックスさせる効果がある事。
・脳波も変化し、体が活動中に現れるβ波は安静時のα波へと変化をする事。

・更に脳の神経系に働き、ストレスの炎症やアレルギーを抑える副腎皮質ホルモンを分泌し、同時に、脳内麻薬物質とも言われ、モルヒネの6.5倍の鎮静作用がある βエンドルフィンというホルモンを放出する事が解っています。

③先進の徒手技術療法

東洋医学的アプローチを基本としていますが、今日の先進的な理学療法的手法には学ぶべきところが多く、症状に応じて使用します。

施療終了



施療後にご自身の状況をご確認ください。

症状の改善スピードはお一人お一人違います。長年患ったところは少し回数を要する場合もあります。


当初の施療後に大まかどの程度の回数が必要かご説明をします。

患者様のご都合で施療を中断したい場合は「しばらく中断したい・様子を見たい」等ご遠慮なくお申し出ください。


なお、回数券の場合は、5回券は半年間、10回券は1年間の有効期間がありますので、症状が良くなれば中断して後日に当てるなど有効にご利用ください。